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甲羅が柔らかい!?MBD!?

代謝性骨疾患

左の写真をご覧になると分かるでしょうか?
甲羅の継ぎ目の部分がほんのりと赤くなっています。
これは甲羅の形成(成長)に必要なカルシウムがエサに足りず、本来カチカチの甲羅になるはずがペラペラのフニャフニャな甲羅になってしまった結果です。
簡単に言うと甲羅が薄く脆いので、中が透けているわけです。問題は甲羅だけではなく、体の骨もスカスカなので、簡単に骨折をしたり、足が曲がったりします。
また、顎がフニャフニャになり、エサが食べられなくなるケースもあります。
注意が必要なのは多くのリクガメ、トカゲ系統で、一般に水棲カメは総合エサで補っているので大丈夫なことが多いです。

原因
エサにカルシウムを添加していないこと、紫外線の不足、などがあります。

症状
非常にゆっくりと現れるため、気づいた時には深刻化していることがあります。甲羅が柔らかい、歩き方がおかしい、顔の形がおかしい、便や尿をきばれない、ダラ〜っとしているなどがあります。
検査はレントゲンを撮り、骨・甲羅の形成具合をチェックしたり、血液検査をすることもあります。

治療
定期的なカルシウム剤の注射・ビタミンDの注射
他、現れている症状に対処していきます。

対策
エサにカルシウム剤を添加します。通常、粉末で「爬虫類のカルシウム剤」として購入可能です。
量や方法は動物の種類によって異なるため、商品の説明を必ず受けてください。
また、当院でも購入、相談可能です。

注意点
元々、甲羅が柔らかい種類がいます。また、幼若個体も柔らかいです。すべての種類にカルシウムの添加が必要なわけではありません。詳細は当院までご相談ください。
市販されているカルシウム剤にはビタミンが添加されているものがあります。ビタミンのコントロールが難しいため、通常は入っていないものを給与してください。