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カメの飼い方

水棲傾向の強いカメの場合
ミドリガメ(ミシシッピー アカミミガメ)
クサガメ(ゼニガメ)
イシガメ

基本的に爬虫類は変温動物で、体温が外気温に完全に依存しています。そのため、外部の温度をキープしてあげないと体温を維持できません。体温がキープできていないと生きていけない動物です。ここでは、まず理想的なケージ(環境)の作り方から解説していきます。


屋内飼育・幼体〜亜成体の場合
通年、20〜25℃の気温と水温をキープするようにします。

 




バスキングライト
:通常レフ電球でも可能。直下が30℃はキープできるようにしましょう。

陸場:完全に乾き、容易に滑らずに登れる所。

ケージの面積:甲羅の10倍以上の面積

水深:カメが地に足をついて息継ぎができる程度。または甲羅の横幅程度。

フィルター:投げ込み型と外部設置型があります。幼体のうちは吸い込み口などに注意が必要です。

水中ヒーター:ヤケド防止カバーを必ず装着する。通常オートで24℃くらいになるように設定されています。また、ヒーターが水面から出ないように気をつけましょう。

砂利:必要ありません。飲み込んだり食べたりすると危険です。また、細菌繁殖を促進します。

保温(室温):水中ヒーターを設置している場合は、バスキングライトである程度保温もできているため保温は特別いらないかもしれません(必ず温度計でチェック)。バスキングライトの下が25℃を下回らなければ良いでしょう。水中ヒーターを設置していない場合は、バスキングライトだけでは水温は上がりませんし、気温も低くなりすぎてしまいますので、必ず室温(カメがいる部屋)を20℃以上キープするようにしましょう。エアコン、オイルヒーターなどが良いでしょう。

注意が必要なのは、シートヒーターを水槽の下に敷いても水温は上がりにくいです。また、保温球(明かりの出ないライト)でも水温は上がりません。必ず水温と室温両方をキープするようにしましょう

*注意点
 よく水に入れるとバタバタして嫌がると言って、水に入れずに飼育されている場合があります。アカミミガメやクサガメなどは陸ガメではありません。ずっと陸場で飼育すると表面の脱水が進み、皮膚病や甲羅の変形を引き起こします。必ず泳げる環境を用意してあげましょう。


屋外飼育・成体の場合

ライト:必要ありません。

陸場:完全に乾き、容易に滑らず登れる所。

ケージの面積:甲羅の10倍以上の面積

ケージ:カメの大きさによるがトロ舟、衣装ケース、大型水槽、プール、人工池など。通常の水槽では限界がある。

水深:カメの大きさによるが、25〜30センチ以上が望ましい。

フィルター:掃除の頻度によるが、あまり掃除ができず水が汚れてしまう場合は設置した方が良い。

ヒーター:必要ありません。

砂利:必要ありません。飲み込んだり食べたりすると危険です。また、細菌繁殖を促進します。

保温:必要ありません。

日よけ:日差しを遮るものを必ず設置しましょう。ケージの全面が直射日光にあたると逃げ場がありません。カメは暑すぎると死んでしまいます。

カラスよけ:ケージ、または池などの上面はできれば網などで覆っておきましょう。カラスなどが侵入すると攻撃されてしまいます。

脱走防止柵:庭やベランダなどで飼育していると必ずと言って良いほど脱走します。庭から逃げ出し車に轢かれたり、マンションのベランダからダイブする事故は後を絶ちません。必ず逃げられないように工夫しておきましょう。

 冬眠

◎必ず成体、もしくは成体に近い大きさになってから行う。

◎水深を深くする(甲羅の横幅の3倍以上)。

◎上がりやすい陸場を設置する。

◎氷らないように工夫する。

     ・ケージの周囲をクッション材などで覆う

     ・上部も密封しない程度に覆う

◎冬眠前1ヶ月は絶食させる。(概ね10月末〜、最低気温が10℃を下回り始めたら)

◎冬眠中、水が減ってきたら足す。

◎暖かくなり始め、陸場に上がっていてもすぐにエサをやらない。

◎冬眠明けのエサは少しずつ間をあけて3日に一回程度から与え始める。

*注意点

 冬眠にはサイズや健康状態に関係なくリスクが伴います。各年の気候や設置環境により冬眠中の死亡、または冬眠明けの立ち上げ失敗などが起こり得るのでご注意ください。