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〒270-1431 千葉県白井市根123−19

ウサギの子宮疾患

はじめに
ウサギの診療をしていると、10歳以上の高齢ウサギさんに出会うことがあります。
特徴的なのは、そのほとんどがオスであることです。
メスでは避妊をしている子ばかりです。
避妊をしていないとなぜ高齢まで生きられないのか?
答えは子宮疾患にあります。個体差はありますが、3歳を超えたくらいからメスでは
子宮がなんらかのトラブルを起こし始めます。その確率は文献によっては80%を超えるとも言われています。
そのため、当院では3歳までには避妊手術をするようお勧めしています。

どんな病気があるのか?
子宮内膜炎・過形成、水腫、腺癌、筋腫などがあります。膿が大量にたまる蓄膿症も発生することがあります

症状は?
陰部からの出血(血尿と間違えやすい)、食欲不振・廃絶、沈鬱など。意外と便は普通に出ていることが多いです。
*症状は個体差が大きく、ただの食欲不振だけだったり、少し元気がないだけだったりします。必ずしも陰部からの出血を伴うわけではないのでご注意ください。

治療は?
まず、レントゲンや超音波を使って状態を確認します。血液検査などで全身状態に問題がなければ手術による摘出が適応になります。
手術以外で方法がないのか?というと状態にもよりますが、非常に難しいと考えられます。腫瘍だった場合、いたずらに進行を許すことになるので、待てば待つほど状況が悪くなることがあります。また、子宮疾患は痛みを伴うことが多いため、早めに取ってあげることがウサギにとっても良いでしょう。